備忘録日記:視覚障害者の読書環境について

どうもこんにちは、蝶捕銀糸です。
視覚障害になってからというもの、すっかり読書から縁遠くなっていました。
けれど、最近勉強のモチベーションが上がってきたので読書できる環境を探しています。
とはいえ、全盲者にとって読書・勉強の環境は決していいものではありません・
今日はその辺の事情を備忘録的に書きます。
いつもと毛色が違いますが、お付き合いしていただけると幸いです。






全盲者の読書環境

全盲の人の読書環境として最初に思いつくのは、点字じゃないでしょうか?
それじゃあ点字の本を手に入れるとして、どこにいけばいいんでしょうか?
もちろん、本屋さんには売っていません。
私の知る限りでは点字図書館くらいじゃないでしょうか?
点字図書館で借りるにしても、時間や場所がかなり限られてしまいます。
そもそも、私のような中途障碍者は点字ができない、習得するのがかなり困難なので、点字という選択肢は現実的ではありません。

電子書籍

スクリーンリーダーがあるのだから電子書籍で読めばいいじゃないか、と思う人もいると思います。
かくいう私もその立場です。
けれど、多くの電子書籍アプリはPC-Talkerに対応していません。
それどころか、多くのアプリでインストールやログインすらできない状態です。
かろうじてKindleはインストールできました。
しかし、Kindleは独自の読み上げエンジンが入っており、PC-Talkerによる読み上げができません。
カーソル移動や読み上げ速度などのアクセシビリティも非常に悪く、実用的ではありません。
まあ、仕方ないんですけどね。

MyBookという選択肢

PC-Talkerを出している高知開発システムから「MyBook」というアプリケーションが販売されています。
これはデイジーという形式の本の読書ができます。
蔵書もサピエにたくさん登録されていて、読書の環境としてはかなり良いものと言えます。
デイジーやサピエの普及で視覚障害者の知識量は大幅に増えたといっても過言ではありません。
しかし、まだまだ一般的な小説が多く、専門書の類はほとんどないかあってもかなり古いものであまり役立たないです。
勉強という観点でいうなら、まだまだ遅れを取っているように思います。

今後の読書環境の発展に期待して、今日は筆をおきます。

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